■  始める時期



歯列矯正は、親からすれば、子どもに、早いうちから受けさせた方が良いのでは、と考える人が多いでしょう。子供の顔面の骨格は90%が12歳までに成長を完了させるといわれています。これから考えれば、遅くても12歳くらいまでに歯列矯正を行なうと良いということになります。通常、子供の歯列矯正の開始時期は、永久歯が4本生えた頃に診察を受け、最も効果のある時期を決定することが望ましい、とされています。

では、具体的に何歳くらいから始めればよいのか、といえば、まず、治療を行う前に、検診・相談を、早いうちから、きちんと行った方が良い、ということになります。一般的には、7歳頃に一度診察を受けてから治療の時期を決定します。ただ、女の子の場合、初潮の始まる前後は、ホルモンバランスが不安定になるためなどから、体に大きな影響ももたらす歯列矯正治療は適さないそうです。結局、歯列矯正は子供のうちから、と言っても、検診を行ってすぐに治療、という場合や、永久歯が生え揃うまで待つ場合など、多少はケース・バイ・ケースとなります。

要は、早いうちから適切な方法を見つけ出しておくこと、というわけでしょう。これに加え、子供の時から始める歯列矯正は、本人の意思の確認も大切です。歯列矯正は長い期間を要し、口の中の装置が、日常の食事の他、勉強や運動への集中に支障をきたす事も考えられます。子供に歯列矯正を行わせるのは一つの親心とも言えますが、本人の意向もはっきりさせることが重要です。矯正歯科医選びも重要です。歯列矯正は長時間にわたっての治療が多いので、医院との相性も結構大切となります。そして、審美歯科医にも技術の得意分野がありますので、子供の歯列矯正を始める前に、3軒くらいの歯列矯正医院を比較検討した方が良いでしょう。

大人(18歳以上)の場合、永久歯が生え揃っていれば特に年齢の制限はありません。年齢より、歯と歯茎の状態が健康かどうか、という事が重要になります。大人の歯列矯正の場合は、自主的に行う人が殆どですが、子供の場合よりも早く終わる場合が多いようです。いずれにしろ、歯列矯正を始める時期や、歯列矯正にかかる期間には多少の個人差はある、ということは頭に入れておくべきでしょう。


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