■  デメリットは?



病気の治療というものは、どのようなものにもデメリットが伴うものですが、歯列矯正もそうです。やはり、大きなデメリットは、普段の生活にかかる負担でしょう。装置を歯につけた時の痛みや違和感は、結構つらいものです。食事や、歯磨きなどでいろいろ不自由が生じますし、歯の外側に装置をつけると、結構目立ち、外観の問題もあります。装置によっては口内炎が起こるケースもあり、不適切に行うと、肩こり、うつなどの原因になるケースもあります。

歯列矯正は、治療にどうしてもある程度の期間が必要になります。平均して治療期間は2年くらいで、この間、1,2ヶ月に1度通院の必要もあり、平均で30分〜1時間くらい要します。ある程度個人差もありますが、こうした負担に、長期間耐えなければいけない、というのは結構大きなデメリットでしょう。費用の問題もあります。歯列矯正には健康保険が適用されず、自由料金制となるため、医院によって料金設定が違ってきます。医院によって、50〜150万円とかなり開きがあります。

こうした治療費自体、かなりの負担となることは間違いありません。こうした費用面での負担も大きなデメリットなのは間違いありません。ただ、審美目的ではなく、機能障害をともなう先天性の咬合異常、外科手術をともなう顎変形症の治療、などの場合、健康保険が適用されます。また、18歳までの子供の歯列矯正は医療費控除が受けられ、大人でも場合によっては医療費控除が受けられる場合があります。

また、特に日本人に現れやすいケースとして、歯列矯正を繰り返す事で、歯根が溶けてしまう事もまれにあるそうです。こうしたことから、歯列矯正を行う場合、慎重な医院選びとともに、医師による事前の診断も充分に行った方が良いようです。これに加え、治療を受ける本人の強い意志も必要です。とはいえ、大人の場合、長く生きていれば、補綴物が必要になることもあります。これは、ある程度も仕方ないことでしょう。

このため、治療に対する前向きさだけを持って、積極的に矯正歯科を訪れるようにすべきかもしれません。メリットも大きいのですから、メリットとデメリットをよく比較し、長期的な視野で考えてみることです。


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