■  体全体に対する重要性



歯列矯正は、外観を美しくすることが一番の目的と思われがちですが、これ以外、噛み合わせの改善もとても重要なのです。噛み合わせの悪さが体に与える悪影響は、結構大きいものなのです。歯並びが悪く、歯と歯の間にすきまがあると、食べ物のカスなどがつまりやすくなります。また咬みあわせが悪いと、食事の際の咀嚼の回数が減り、それだけ口の中の細菌を殺してくれる唾液の量が減ってしまいます。つまり、歯並びが悪いと、虫歯、歯周病につながりやすい、というわけなのです。

我々は眠っている間、無意識に歯ぎしりをしています。これはストレスの緩和に良い働きとなるのはあまり知られていません。ところが、噛み合わせが悪いと、歯ぎしりを上手くする事も出来なくなるのです。噛み合わせのずれは、身体的影響の他にも、心理的にも大きな負担を与える事があり、イライラ、集中力低下・記憶力低下など精神的な悪影響も出てくるようです。これが、場合によっては、学力低下、登校・出社拒否やうつにつながる恐れもあるのです。こうしたストレスからのアトピー・アレルギーの発症などもあるようです。

また、噛み合わせのずれによる顎関節の悪影響から、視力の低下や、耳鳴りなどを引き起こす事もあるようです。さらに、歯並びの悪さは、体全体の健康にも影響を及ぼします。歯並びのずれが、顎の筋肉の動きに負担をかけ、顎に近い首や頭部の筋肉にも疲労が生じ、連鎖的に体がゆがんできます。これが、偏頭痛、肩コリ、腰痛、しびれなど、体全体に関わる不具合まで生むことになるのです。

きちんと噛めない事は、胃腸にも悪い影響を及ぼすことになります。充分に咀嚼されていない食べ物、特に消化酵素が含まれている唾液が充分に混ざっていない食べ物は、消化器官に結構負担をかけることになる、ということがあります。こうしてみると、噛み合わせの悪さによって起こる様々な悪い影響は、驚くほどいろいろなところにまで及ぶものなのです。歯列矯正は、日常の健康な生活のためにも重要なもの、ということをあらためて痛感させられます。


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