■  事前に知っておくべきこと



歯列矯正は、手術などを行わずに歯並びをきれいにする治療ですが、結構デメリットもあることは、頭に入れておくべきでしょう。第一に、治療は長い期間を要することです。食べ物の制限など、日常生活に関わることも多く、このため、歯列矯正を行うには、ある程度の覚悟も必要になる、と言えるかもしれません。食事については、装置を付けた当初は出来るだけ柔らかいものを中心に、小さく切ったものを、ゆっくりと食べるようにすることで、装置に慣れて歯の痛みも無くなれば、大抵の食べ物は問題なくなるようです。

それでも、粘着性のあるガム、飴、キャラメル、餅、また、煎餅、氷などの硬いもの、さらに、するめやフランスパンなどの噛み切りにくい食べ物などには注意が要ります。こうしたものを不注意に噛むと、装置が壊れてしまい、治療のやり直しになる恐れもあるようです。子どものうちから歯列矯正を行う場合、保護者からすれば、学校生活での支障も気になるかもしれません。歯列矯正中のスポーツは、ラグビーや柔道などのボディコンタクトのある運動などを行う場合、歯をガードする為のマウスピースを作ってもらうほうが良いでしょう。

文科系の活動で、管楽器などを吹く場合、装置を装着した当初、多少は音が出しにくいかもしれませんが、ある程度慣れれば、練習と共に音が出せるようになるそうです。言葉の発音への影響としては、歯の表側からの歯列矯正の場合は発音に影響はないそうですが、歯の裏側からの歯列矯正の場合は、当初、舌を歯の裏に付けて出す、さ行、た行、特に英語のThの音が出しにくくなるそうです。ただ、大抵は1〜2ヶ月で慣れて、発音も普通に出来るよう になるそうです

大人の場合、接客業などで、装置が気になったり、写真を撮るときに装置が写るのを気にする人もいます。こうした場合、部分的な矯正にしてもらうか、一時的に装置をはずしてもらう、などの方法もあります。詳しいことは医師とよく相談することです。また、女性で、歯列矯正中に結婚、妊娠、となった場合も、出産後までも含めて、充分医師と相談しなければいけません。


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